ペットロスは悲しみに対する正常の反応

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ペットの寿命は昔に比べると長くなっていますが、犬や猫などの寿命は人間に比べるとはるかに短く、生きる時間の流れも違います。


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ペットを喪った深い悲しみはごく自然なこと

犬や猫、うさぎやインコなど、今では様々なペットを飼っていらっしゃるご家庭も多いかとは思いますが、ペットを迎える際には想像もしていなかった辛い別れのときが誰にでも必ず訪れます。

最愛のペットを亡くし、「こんなにも辛く悲しい思いをするのは私だけではないのか?」「この悲しみが永遠に続くのではないのか?」「いつまでも悲しみを引きずって、泣いてばかりいる私はおかしいのではないか?」などと思い込むことも飼い主さんである皆が経験することで、このように感じるのは当然のことと言えます。

これはペットに限らず、最愛の者を喪った深い悲しみに対する人間の正常な反応です。ごく当たり前のことであって、決して異常のことなどではありません。

むしろ人ととして正常な気持ちのあらわれですが、ペットを飼ったことのない人、ペットを飼っていても関係の薄い人、ぺっちを飼っていても関係性が違う場合においてはこの気持ちを理解することは難しいかもしれません。

「たかが犬を亡くしたくらいで会社を休むなんて」「たかが猫が亡くなっただけでいつまでふさぎ込んでいるの?」「いつまで泣いていれば気が済むのだろう」「また新しい犬を飼えばいいじゃない」などと心無い一言を言う人がいることも確かなことで、それによって心を傷つけられ、素直に悲しむことができないこともあります。

しかし、そのように言う人たちは、飼い主さんであるあなたを傷つけようとか、けなそうとか、悪意で言っているわけではないのかもしれません。

ただ犬や猫など、ペットを飼ったことがないので、経験したこともなく知りもしないので、ついそのように言ってしまうことも多々あるのです。

慰めの言葉と理解してほしい気持ちは違うもの

人間も動物の中の一種族でしかありませんが、人間と動物という見た目の大きな違いに因われて差別しているので、どのような間柄で、どれほどの存在であったのかという心の目では見てくれないものなのです。

また、社会や家庭において、人それぞれ役割を担っており、ペットを喪った悲しみで悲嘆に暮れていると、担っている役割に支障をきたし、それで周囲の人たちから「ペットのことで…」と言われるなど、哀しみの上に辛く当たられ苦しまされることもあります。

「いつまでも悲しんでいるとワンちゃんも悲しむよ」「あまり自分を責めていると成仏しないよ」「泣いてばかりいないで、元気を出して」「辛いだろうけど頑張って」などというように、辛く悲しむ飼い主さんであるあなたのことを心配して、何で言葉をかけていいのかわからないことから、その人のことを思いやって安易に慰めの言葉をかけてくれることもあります。

あなたの周囲の人たちは、いつものあなたに戻ってほしいと、慰めるために言っているつもりが、実はあなたの心を傷つけているのだということを知りません。

あなたは、自分のことを思ってくれているのがわかっているだけに気まずく、心配してそう言ってくれているのがわかっているのに、思うように応えられない、そうなれない自分との間で苦しくなることもよくあることです。

飼い主さんは慰めの言葉が欲しいのではなく、この辛く悲しい気持ちを理解してほしいのですが、いつの間にか周囲の反応から、「悲しいのに素直に悲しめない」「泣きたいのに泣くことができない」というよう状況になってしまい、感情を表に出せなくなったり、ペットのことも人に話すことができず、心の中に留めてしまうことによって、ストレス性の心身症、ひどくなるとうつ病などの精神病となってしまい、辛いペットロスになってしまうのです。


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