ペットロスと自律神経失調症

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自律神経失調症は、交感神経と副交感神経という2つの自律神経のバランスの乱れによっておこりますが、なぜバランスが乱れるのか、簡単には説明できません。自律神経症状が千差万別であるように、その原因もその人その人によって異なるからです。


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ペットロスによるストレスが自律神経を乱す

自律神経失調症の原因の中で、もっとも大きな原因となっているのがストレスです。ストレスは生命を維持し心と身体をつなぐ自律神経のバランスを乱し、心身のいたるところにダメージを与える元凶といっても過言ではないのでペットロス症候群も例外ではありません。

ストレスのない社会などは存在しないといえるほど、幼い子供からお年寄りまで、誰もが様々なストレスにさらされて生活しています。

しかし、すべての人が自律神経失調症になるわけではありません。そこには、その人を取り巻く外的要因や、その人自身の内にある要因が複雑に絡み合っています。

外的要因には、家族関係、人間関係、生活リズム、季節の変化や地震などの災害があげられます。内的要因には、体質や性格、物事の考え方や受け止め方、病気などがあげられます。

大切な愛犬や愛猫を亡くし、ペットロスに悩み、こうした外的要因や内的要因に対して反応し、ストレスが自律神経を乱し、ペットロスから自律神経失調症を発症する飼い主さんもいらっしゃいます。

外的要因も内的要因も人によって反応はまったく違うものなので、心身へのストレス度も異なります。ただし、どんなストレスでも受け止める側の許容範囲を超えると、人は健康を害するようになることは共通しています。自律神経失調症も、そうした状態の1つといえるでしょう。

自律神経失調症の原因の特定は難しい

どんな病気も根本的な発病・発症原因を探ることが治療の第一歩です。しかし、現代社会では、誰もが自律神経を乱すほどのストレス要因が1つや2つは抱えているため、原因の特定は容易ではありません。

しかも、ペットロスが原因で自律神経失調症になるというわけでもなく、原因は1つということはなく、外的要因と内的要因とが複雑に組み合わさり、絡み合っていて、専門医でも判断が難しいといわれています。

さらに、ストレス反応は人により異なり、ペットロスのように大きなストレス刺激を受けても動じない方もいれば、ほんの些細なことで落ち込み悩んでしまう方もいるので、実に厄介なものなのです。

ペットロスによるストレスが関係していることがわかっていても、その中から自律神経失調症の原因となるものを追究するには、いろいろな検査や観察が必要になります。

その人を取り巻く社会環境や日常生活、仕事内容、物事の考え方、友人関係など、様々なデータを分析して、さらにその人のストレスに対する反応も考慮する必要があり、まさに根気と時間がかかる作業といえます。

また、ある程度原因が特定できても、どのケースにも応用できるようなストレスコントロールのマニュアルはありませんので、一時的によくなってもすぐに症状がぶり返したりして、多くの場合は治療が長引きます。そのため、自律神経失調症は気長に付き合う心構えが大切といえるでしょう。


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