ペットロスによる適応障害とは

うつ30

愛犬や愛猫などの最愛のペットとの悲しい別れは、飼い主さんにとってたいへん辛く耐え難い出来事であり、気分や行動面に症状があらわれるのが適応障害です。


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周囲にうまき適応できなくなるペットロスと適応障害

最愛のペットを亡くした場合でも、健康な人であれば、新しい状況に慣れたり、辛いことであってもそれを乗り越えていくものです。

ところが人によっては、上手に乗り越えることができずに情緒面や行動面に強い症状があらわれることがあります。

ペットロスのように原因となる出来事がはっきりとわかっていて、ペットロスが起きてから3ヵ月以内に症状が出るのが適応障害です。

適応障害は男性より女性に多い傾向があり、思春期や若い女性に多いといわれていますが、どの年代でも起こり得ます。

思春期や若い人の発症では、しばしば行為障害を合併します。行為障害とは、年齢にふさわしい社会的規範や規則を破ったり、他人の基本的人権を侵害したりしてしまう障害です。

具体的には、しばしば他人をいじめたり脅したりする、頻回に取っ組み合いのケンカをする、嘘をつく、万引きや盗みをするなどです。

適応障害には必ずペットロスのようにストレス要因がある

適応障害を起こすストレスとして、ペットロスの他にも進学、卒業、就職、退職、失業、結婚、出産、離婚、親からの独立、引っ越し、本人や家族の重い病気、経済的な貧困など様々な出来事があげられます。

突発的な災害や事件・事故などが原因になる外傷後ストレス障害があるのに対し、適応障害の原因は、重大な出来事ですが、誰もが日常的に経験することであるのが特徴です。

適応障害は、その人の性質が大きく関係していますが、それだけで起こるものではありません。必ずペットロスのようにストレスとなる出来事があり、そのために気分が落ち込んだり、不安になったり、家に引きこもったりします。

半年くらい様子をみているうちに自然に回復することもありますが、精神科や心療内科などで早めに治療を受ければ、早く楽になります。

適応障害の治療は精神療法が中心で、薬物療法は補助的に短期間行います。使用する薬は、抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬などです。


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