ペットロスを周囲の人に理解してもらえなかった

Cute Golden Retriever

ゴールデン・レトリバー(オス)の蘭丸君(享年12歳)の飼い主さんのペットロス克服までの体験談です。


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捨て犬だった迷い犬を引き取りました

ある日、親戚から「近所に首輪もついていない犬がウロウロしていたら保護して警察に届けたら、保健所に連れていかれてほとんどの犬は処分されてしまうと言われたから飼ってくれないか」と連絡がありました。

その日はちょうど日曜日だったにで、とりあえず急いで親戚の家に向かいました。車を走らせ30分、親戚の家に着くと、薄汚れた痩せ細ったゴールデンレトリバーが庭につながれていました。

迷子の届けもなかったようなので捨て犬だろうというお話でした。以前、大型犬のラブラドールレトリバーを飼っていたことがあったので、親戚もすぐに我が家に連絡を入れてきたのだと思います。

とはいえ、思ったより大きく、捨て犬ということもあり、人慣れしていないのではと、初めは飼っていけるかどうか心配でした。

でも処分されてしまうのはあまりにも残酷すぎると思い、家族と話し合い飼うことに決めました。年齢はそのとき2歳くらいだったと思います。

家に連れ帰り、シャンプーすると見違えるようにきれいになり、結構男前のゴールデンレトリバーでした。

しかし、シャンプーしたときも思いましたが、本当に痩せ細って身体を触ると骨を感じるくらい痩せていました。

とりあえず、近所のホームセンターに行き、ドッグフードと缶詰を買って与えてみましたが、初めは警戒しているようでなかなか食べてはくれませんでした。

でもしばらくすると、久しぶりの食事だったのか、ガツガツと食べ始めました。病気にかかっていないかも心配だったので、次の日、朝一番に動物病院へ連れていきました。

診察してもらった結果、栄養失調を起こしているものの、とくに問題ないとのことでしたので、しばらく動物病院で処方されたドッグフードを与え、栄養をつけさせました。

そんな理由で飼い始めた捨て犬だったゴールデンレトリバーの男の子は蘭丸と名付けました。蘭丸は家の庭にある、以前飼っていたラブラドールレトリバーのくるみ(享年8歳)が使っていた犬小屋で飼っていたのですが、家出癖があり、5回ほど逃げ出し、近所を探したり、警察のお世話になったこともありました。

捨て犬だったこともあり、人が手を伸ばすと噛むことがあり、噛み癖があったので、他人様に何かあったら大変なことになると思い、思い切って蘭丸を訓練所に預けることにしました。

訓練所に通ってからは噛み癖もなくなり、ご近所人達とも安心して交流することでき、家族の共通の話題も蘭丸のことばかりとなり、明るく楽しい日々が続きました。

蘭丸と散歩した道を通るのが辛い

蘭丸を引き取ってから、病気という病気をしたことがなく、本当に元気で、あんなに痩せ細って弱々しかったのにここまで元気に育ってくれて良かったと思っていました。

しかし、12歳を過ぎて、歩き方にフラつきが出るようになり、「蘭丸も年をとったな」と感じました。なので覚悟はしていましたが、とうとうさよならの時がやってきてしまったのです。

亡くなる前の週は動物病院で点滴していましたが、蘭丸がまるで「お家に帰りたい」と訴えていえるかのように、小さな声で鳴いていました。

獣医師さんも「このままでは苦しいのが続くだけ」ということだったので、点滴を中止して蘭丸を家に連れて帰りました。

その2日後に蘭丸は家族に見守られながら息を引き取りました。捨て犬だった蘭丸、きっと辛いことや苦しい思いをたくさんしたことでしょう。

なのに私たち家族に心開いてくれた蘭丸、楽しい思いでたくさん与えてくれた蘭丸に感謝してもしきれないほどの気持ちでした。

私は、蘭丸が亡くなった後、朝夕と蘭丸とお散歩した時間になるととても気が重くなり、一緒に歩いた道を通るのが辛くて避けて別の道を通るようになりました。

家にいても蘭丸との思い出の写真ばかり見てしまい、そのたびに涙を流すという日々が続きました。ペットロスになった直後は、ペットを飼っていない人にペットロスのことを理解してもらえず、相手の反応が怖くてしかたありませんでした。

私のペットロスは半年ほど続いたと思います。しかし、そのあとも蘭丸のこと思い出すと悲しいくて胸が締め付けられるような症状はありました。

蘭丸が亡くなって2年が経ちましたが、時たま淋しい気持ちになりますが、今では楽しい思い出の方を考える時間の方が多くなりました。


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